相手の立場を知っていくヒーロー ウルトラマンジード 第6話「僕が僕であること」

先週のラストに続いて、ウルトラマンジードとサンダーキラーの戦いから始まった。しかしこのサンダーキラーは強敵で、プリミティブでは勝てない!
そこでジードはソリッドバーニングになるもあらゆる攻撃が弾かれてしまい、ついには光線すらも跳ね返されてしまう。素材になったエースキラーはかつてウルトラマンエースのメタリウム光線を平気で耐えていたけど、まさかここまで強くなったとは。
そんな状況に危機を抱いて、ゼロはレイトの身体を借りてウルトラマンゼロに変身して登場したけど、その途端にサンダーキラーは撤退した。やはりゼロの存在はきょういと見ているのか。

ウルトラマンゼロの変身バンクはまた新しくなった。今回はどことなくサーガのバンクも意識されているのかな。
一体化している人間が変わる度に、ゼロの人間への接し方だけでなく、こういう部分も差別化を図っている。だけど、人間の意志を半分無視して変身するなど、共通点も意識しているのも面白い。
今回は従来のサイズで変身できてよかったね……サーガの頃はタイガの意志を無視したせいで、本来よりはるかに小さいサイズだったから。

ウルトラマンゼロの登場によって、世間の指示がゼロに向いてしまった。メディアでも、ゼロの格好良さに人々が魅了されている姿が映し出され、ジードを非難する人までも映っている……
平和の為に戦っているのに非難されては、リクが不機嫌になるのも当たり前。一方でレイトはゼロに変身したことで、ヒーローである自分自身に酔ってしまい、安易にウルトラマンとしての戦いを決意しちゃう。
リクは自分一人でも勝てたと言い張ろうとするけど、ライハとゼロによって否定されてしまう。この辺り、年相応の子供らしくもあるね。

ヒーロー気分で調子に乗ったレイトにゼロは「ウルトラマン舐めるなよ」と叱咤するけど、歴戦の戦士であるだけに凄い説得力がある。彼は過去に重い経歴をたくさん背負っているだけに。
けんかをするリクとレイトを見て、周りは完全にあきれてしまう……で、レムの発明によって、一日だけリクはレイトの姿に化けてサラリーマンを経験することになった。
その際にシャプレー星人の発明を使ったけど、ウルトラマンXからシャプレー星人はよく登場するようになったね。ちなみにシャプレー星人はウルトラセブンでも地球人に化ける能力を持っていて、最近でも前作ウルトラマンオーブで地球人に化けたこともある。

リクはサラリーマンを経験することになったけど、高校生くらいの年齢の彼にはあまりにも大変だった……ペガはスペイン語のほんやくができる程に勉強が出来て、レイトも毎日のようにハードな仕事を乗り越えている優秀な人材であることがわかった。
で、一方のレイトもリクのバイトを経験することになったけど、バイトの上にライハと一緒にトレーニングをすることに。平凡なサラリーマンの彼には、こちらもかなりハードみたい。ウルトラマンを背負う運命の大変さ、ボロボロになって理解できた?
そして休みの日に、お互いに大変さを共有し合ったことで絆も深まってよかったね。

それでもどうしてレイトがサラリーマンになれたのか? それは、大切な人達を守りたくて、みんなが生きる世界が愛おしく想えたから……平凡な毎日だけど、それを守りたいのは実に素敵な動機。
父親としてできることをして、人生の先輩としてリクに大切なものが出会えると、教えてくれた。サラリーマンだからこそ、迷えるリクを支えられるんだよね。だからこそ、リクもリク自身でいたいと決めるきっかけになった。
レイトは気弱だけど、人生経験はリクよりもずっと長いから、大人として教えられることもある。こういう時は頼りになる大人に見えちゃった。

サンダーキラーの目的がジード自身であるとレイハは考えて、これからの戦いがどんどん過酷になると警告したけど、彼女も本当はリクが心配なんだよね。だけどリクは迷わずジードに変身して、サンダーキラーとの戦いに向かった。
そんなリクの決意に答えて、ジードの手に新たな武器・ジードクローが出現! それを見て、レムは『機は熟した』と言ったけど、何かを知っているのかな。
そしてアクロスマッシャーになって、高速移動でジードクローを振るい続けたことでサンダーキラーに勝利した! コスモス本人も結構俊敏な動きを見せたことがあったから、この移動はコスモスを意識したのかな?

ライハはリクに剣を振るわせて、武器には使う人の器が必要だと教えてくれた。リクはライハの剣を扱えなかったけど、これから成長すれば使えるようになるのかな。
リクはまだまだヒーローとしては未熟だけど、確かに成長をしている。本人はまだ大切なものを意識していないようだけど、実はもう身近にたくさんあるんだよね。
余談だけど、8/9のウルトラマンフェスティバルではリクを演じる濱田龍臣さんのトークイベントがあって、みんなと一緒にいられる星雲荘がお気に入りの場所だと語ってくれている。今後、本編でもこういう風に語ってくれるかな。

サンダーキラーは敗れたけど、変身していたケイは全く気にしてはおらず、むしろウルトラマンべリアルを崇めていた。やはり、ケイはべリアルから力を受け取っていたのか。
そしてジードの成長すらも、元々それすらも目的の一つだったみたい。来週から本格的に動き出しそう……前作のオーブすらも苦しめた強敵、ギャラクトロンが再び登場するから。


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