幼馴染はヒーローと異星人の秘密を知っていく ウルトラマンジード 第14話「シャドーの影」

 前回、レイトがライハやペガの前でモアがAIBのメンバーであることを明かしたことで、モアを秘密基地に招待することになってしまった。そこでモアからAIBのことを聞くつもりが、最初からモアはリクとライハが結婚すると凄い勘違いをしていた……
 そしてペガの存在を知って、リクと二人きりで遊んでいた昔の思い出には、実はペガもいたことを知ってしまった。モアの話を聞く限り、昔のリクはモアに甘えていた子どもかもしれない。でも考えてみたら家族がいないリクにとって、モアは唯一の肉親みたいな存在だから、甘えたがるのもわかる。
 で、ペガがいたおかげでモアは自分とリクが結ばれるという希望を見出した。物凄いポジティブ精神だね。この後、みんなでドーナツを食べていたけど、ペガはどうやって食事をしているのかちょっと気になる。ダークゾーンの効果で栄養を摂取しているのかな?

 モアはリクとペガの二人を見て、ゼナの不審な様子についても語り出した。そしていつの間にか現れたゼロもかつてのシャドー星人について話して、ゼナに対する不信感を抱いているのを明かす。確かに父のセブンと敵対していた相手である以上、警戒するのも当然とかもしれない。
 けどモアはゼナのことを信じていて、ゼロにゼナの何を知っているのかを問い詰める。でも当のゼロからも、ゼナの何を知っているのかと返されてしまい、モアは何も言えなくなる……身近にいるつもりでも、当人のことを全て知る訳ではないというのは、リクとモアからしてそうだったよね。

 シャドー星人のクルトが登場。役者である鈴木裕樹氏は10年前に放送された獣拳戦隊ゲキレンジャーでもゲキレッドことジャンを演じていて、ジャンの明るさをどこか思い出してしまう。そしてクルトが地球のことわざに対してどこかズレた反応を抱くのも、異文化交流の雰囲気が出て面白い。
 クルトとモアが一緒にいるのを見て、AIBのメンバーだとリクとライハは一瞬で察したみたい。それにしても、買い出しで街に来ていたリクとライハは本当にカップルみたい……モアの予感が的中する日も遠くないかも。リクはライハを意識しているみたいだし。
 幼い頃の思い出を回想しながら、リクはモアのことが大切な人であると語っていたけど、リクにとっての感情は家族的なものだよね。それにしても、子どもの頃のリクの髪型は、べリアル銀河帝国のナオにそっくりだった。やっぱり意識していたのかな。

 自分はゼナに信頼されていないとモアは悩み、だけどクルトはそんなモアの気持ちに笑顔で寄り添った。モアはゼナについてすべてを知っている訳ではないけど、それでもゼナに対しての敬意は本物なんだよね。だからこそ、クルトもモアの気持ちを褒めたのだろうし。
 だけど、クルトの真意は違った。AIBの基地に侵入して装備を盗み出して、そして街にゼガンを出現させた。都市のセットの作り込みが本当にリアルで、また人気のなさがウルトラセブンの蒸発都市を思い出させてしまう。
 クルトは侵略を始めようとするけど、そこにゼナが駆け付ける。ゼナはどうやらシャドー星の教官みたい。MACの隊長をやっていたダンのように、どこかの組織で隊長をやっていたりするのかも。

 ジードとゼガンの戦いを見て、モアは思わずリクの名前を呼んでしまう。ゼナはこれでジードの正体に気付いてしまいそう。
 ゼガンのゼガントビームの威力は凄まじく、ダークロプスゼロのディメンジョンストームのように物を異次元に放り込むほど。過去に異次元に飛ばされたり、またウルティメイトイージスの力で何度も異次元を移動したゼロだからこそ、この危険さが理解できたのかな。
 ジードもマグニフィセントになり、ビッグバスタウェイを放って立ち向かうけど、光線の激突で異次元の穴が拡大してしまう。リクは光線を止められなかったようだけど、まだマグニフィセントの力を持て余しているのかな。

 ゼロはゼロビヨンドになって、両者の光線の中に割り込んだ。そのおかげでひとまずは危機が去ったけど、なんとモアとクルトが異次元に放り込まれてしまう……生身の人間が異次元に放り込まれる展開は、セブンやガイアなどでもあったよね。
 今回、秘密基地とAIBが互いの秘密について触れていく話だからか、前後編になったのかな。確かに一話だけの密度じゃ収まりそうにないし、何よりもこの終わり方だとどうしても次に引き込まれてしまう。


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