円谷プロダクション公認となった、ウルトラシリーズの怪獣・宇宙人・超獣が美少女キャラとして擬人化されるウルトラ怪獣擬人化計画。既に漫画や小説で多く展開されていて、昨年度はdアニメストアでアニメ化もされた。
そんな怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~はTOKYO MXでも再放送されて、来年にはなんとアニメの2期も決定された! なので一期を見直しながら、感想も書いていきたい。
怪獣娘のアニメは5分間のショートアニメで、SDキャラとなった怪獣娘たちのほんわかとしながらも、平和を守る為に戦いを繰り広げられるというストーリーは短いながらも見ごたえがある。
主人公となる宮下アキことアギラ、白銀レイカことウィンダム、牛丸ミクことミクラスはウルトラセブンの頼れる仲間であるカプセル怪獣として有名。そんなカプセル怪獣達だからこそ、主人公に選ばれたのか。
彼女達は普通の女子高生のはずだったけど、ある日から不思議な能力に目覚めてしまい、そしてGIRLSという防衛組織に入隊することになった。でも、今まで単なる女子高生として生きてきた彼女達が、怪獣娘だと言われても実感する訳がない。
だけど、先輩怪獣であるゼットンの活躍を見て、アキ達は立派な怪獣娘になることを目指す。今までのウルトラシリーズだと、ゼットンは強敵として扱われることが多いけど、今作では謎を秘めたクールな先輩みたいなキャラクターになっているね。
ギャラクシー☆デイズのゼットンも原作の強キャラ感と、そしてデザインに見合ったクールさが両立されていて、それがまた可愛さを引き立てているように思える。
一方でマスコット的なピグモンも、今作では割と毒のあるキャラクターとして描写されていて、原作とはまた違った魅力が出ているよね。徳井空丸氏の演技もあって、ラブライブ!に登場する矢澤にこっぽい雰囲気も感じさせてしまう。
ちなみにアギラ役の飯田里穂氏も星空凛で、ミクラス役の鈴木愛奈氏はラブライブ! サンシャイン!!の小原鞠莉も演じている。ウルトラ10勇士のアレーナの小宮有紗氏や、ジードのレムの三森すずこ氏を考えてみると、ウルトラマンとラブライブはどんどん縁が深くなっているのかもしれない……