風来坊となるヒーローは侵略者と対峙する ウルトラマンオーブ感想 第6話「入らずの森」

放送日 2016年 8月13日

脚本 中野貴雄

監督 アベユーイチ

 

 惑星侵略連合、現る

 

 地球を侵略しようと企む惑星侵略連合が現れた。メビウスの劇場版にも宇宙人連合という集団が登場したけど、彼らと比べるとどこか倦怠感に溢れている組織に思える。脚本の中野氏も、惑星侵略連合は作戦が失敗続きで疲弊していると言っていた。
 そんな彼らの前にジャグラーが現れて、オーブとの戦いを自分に任せるようにと宣言した。ドン・ノストラもジャグラーのことはよく知っているので、やはりジャグラーはこの時代に至るまで相当の悪事を働いてきたことが伺える。

 ガイは何者?

 シンとジェッタはガイの正体を探ろうと、ガイの顔写真を世界中から探り出して、19世紀からガイの写真を見つけ出す。シンは時代から考えて、同一人物であることはありえないと断定するけど、知識に縛られているんだよね。常識は思考の枷となる場合もあるので、扱いにはとても難しい。
 そして肝心ののガイは選択をしながらのんびりとSSPでくつろいでいる。ナオミの前でも下着一枚でハンモックに横たわっている辺り、意外とデリカシーがなかったりもする。SSPに渡されたUFOの写真も、ステテコ一枚のままで眺めている図太さも凄い。ただの居候なのに……
 だいきくんとけんじくんの情報を元に、現代のダークゾーンである入らずの森の存在を知り、白い服を着た女を探そうとする。SSPの知名度は高いけど、子どもにはなめられているのが世知辛い。

 侵略連合の秘密基地

 メトロン星人タルデとナックル星人ナグスはジャグラーとポーカーをしながら、入らずの森が取り壊されることをぼやいていた。ナグスは蔑んでいた地球人に追い詰められることに憤慨して、タルデは住み慣れた環境を失うことに憂いを抱いているけど、こういう細かな描写にも人間臭さを感じてしまう。
 ジャグラーはナグスを煽る一方、シンは森の地下に空洞があることを察知する。ナオミが白い服を来た女を見つけると同時に、SSPのメンバーもまた侵略連合に見つかってしまった。ナグスはタルデから白い服の女を聞かされて動揺したけど、意外と臆病な一面もあったりする?
 ナグスに見つかってしまい、SSPは逃亡するけど森に閉じ込められたせいで先回りされてしまう。けれど白い服の女……タマユラ姫の招きのおかげで、SSPは見事に入らずの森から脱出できた! 宇宙人達を相手に一徹は果敢に立ち向かおうとするけど、不憫にも歯が立たない……一徹さんは頼りになるけど、どこか残念でもある。

 颯爽と現れる救いの風来坊

 危機に陥ったSSPの耳に響き渡るのは、穏やかなオーブニカの音色……その主である男を見つけたナグスは「お前は誰だ!?」と叫ぶけど、男は「お前みたいなゲス野郎に、名乗る名前を持っちゃいねえ!」と威風堂々と返す! そう、我らがクレナイ・ガイがSSPを助ける為に、宇宙人達に戦いを挑む!
 光線を弾き返しながら、その格闘能力でナグス達を圧倒する! 冒頭のだらしなさが嘘のように、ガイはキレのいい動きで戦ってくれる。そんなガイの登場を物陰から眺めているのはジャグラー……ジャグラーは薄気味悪い笑みとと共に、アリブンタを呼び出した! 「怪獣だ!」というジェッタの驚愕に対して、きちんと「超獣アリブンタだ!」とフォローを入れてくれるジャグラーは何気に紳士?
 現れるアリブンタを前にガイはオーブリングを構えて、ウルトラマンオーブ スぺシウムゼぺリオンにフュージョンアップを果たした! 円盤とアリブンタ、そしてウルトラマンオーブの登場にSSPは更に興奮していく中、タマユラ姫がオーブとアリブンタの退治を見つめている……

 かつてウルトラマンエースと戦ったアリブンタを相手にオーブは戦う。オーブのキックがアリブンタの腹部に炸裂するけど、アリブンタの吐き出すガスや灼熱の炎に手を焼かされる。「害虫駆除は大変だぜ!」と叫びながら、タロウとメビウスの力を借りてバーンマイトにフュージョンアップをする。
 バーンマイトの灼熱でアリブンタの炎を爆風消火し、流れるような勢いでハリケーンスラッシュにフュージョンアップをした。オーブスラッガーランスを構えながら、ハリケーンスラッシュはアリブンタを圧倒する。地下に逃げ出そうとするアリブンタから、古墳を守る為にオーブはトライデントスラッシュを炸裂させた! ジャックとゼロの力を借りた必殺技の前に、アリブンタを見事に撃破する。
 戦いが終わって、SSPの前にガイと一徹が現れて、互いに無事を喜び合った。だけどジェッタはカメラの録画ボタンを逆に押してしまったせいで、オーブの勇姿を録画できなかったのが残念。でも、命があればまた謎を探し出せるからめげないで欲しい。

 戦いは終わり、それぞれの思惑が交差する

 しかしナオミはこれでよかったと言っている。タマユラ姫に助けられた恩もあるので、この森の平穏を壊すようなことは彼女もしたくないだろうし、一徹も彼女の意図を汲み取ってくれたから本当に頼りになる大人の男だ。SSPが去りゆく中、ガイとタマユラ姫は互いに微笑みを向け合って、二人は静かに別れた。
 そして惑星侵略連合のボス・ドンノストラが現れて、ジャグラーはオーブが完璧ではないと嗤っていた。タルデはジャグラーの過去を知っているようで、過去に光の勢力に身を置いていたことを語った。ジャグラーはオリジンサーガ以降、宇宙の各地で傭兵活動をしていたと超全集には描いてあったから、何らかの噂でジャグラーの存在を知ったのか。
 ノストラはべリアルのカードを持っていたけど、彼は本当にどうやってこのカードを手に入れたのだろう。マガタノゾーアのカードといい、オーブには映像化されていないエピソードがいくつもあるから、こういう細かい所もいつか映像化されて欲しいと思う。


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