ヒーローに最大の危機が迫り来る ウルトラマンジード 第22話 感想 「奪還」

 放送日 2017年 12月2日

 脚本 三浦有為子

 監督 武居正能

 

ケイの宣戦布告

 ついにウルトラマンジードの物語も最終章に突入した!
 物語も緊張感に溢れる空気が漂いつつあり、ケイがAIBに向けてアリエを人質に取ったと宣戦布告を仕掛けてきた。でも、実はアリエの自作自演だった……リク達に助けを求めていたけど、これも彼女なりの命を賭けた策略だったんだよね。
 考えてみたら彼女は殺人容疑がかかり、あまつさえ怪獣を操るケイを何のためらいもなく受け入れてたから、自分から人質を引き受けることくらいはしそう。
 アリエは高い所からロープで吊るされていたけど、そんな中でも胸中では感情が高ぶっていたのかな。ケイが世界を滅ぼす光景を見せてくれるなら、命すらも粗末にする彼女の根性は本当に恐ろしい……

 

己の誇りを賭けたケイ

 アリエの命を救う為にAIBはリクに協力を要請するけど、ゼナとモアは不本意な様子。特にモアはリクの命が危険に及ばせたくない。その気持ちを汲み取ったゼナはレイトに強引な形で協力させた。
 一方でレイトは重要な取引に行く最中で、相手側のオフィスに伺おうとした瞬間……いつものようにAIBに連行させられた。相変わらずとはいえ、ここまで行くとレイト本人の生活が心配になってくる……本人にとっても大事な取引だし。

 そしてケイの元にリク達は辿りつき、取引が始まる。
 ケイはリクとの決着を強く望んでいて、べリアルの意志を受け継ぐのは自分だと頑なに言い続ける。やはりリクに負け続けていることで、ケイ本人も自分にそう言い聞かせることであえて奮起を立たせているのかも。

 ゼロとゼナ、そしてライハがケイと共に戦った。特にライハにとってケイは両親の仇だから、ライハも決着を付けたがっているのかも。その上で憎しみを持たず、戦いを止めるように説得していたのが、彼女もまた変わっていることが伺える。
 だけどケイは聞く耳を持たず、キングジョーとギャラクトロンのカプセルを使って、あのキングギャラクトロンにフュージョンライズを果たした!
 これまではゲームやイベントでしか登場しなかった強豪だけど、こうしてTVでも強さをアピールしてくれるのは感慨深い。これまで多くのウルトラマン達を圧倒したように、今作でもジードとゼロの二人を圧倒している。ロイヤルメガマスターやゼロビヨンドの二人が同時になっても、互角以上に戦っている……
 一方でモアと一緒に逃げていたはずのアリエはカプセルと共に姿を消してしまった!

 

心酔の果てに

 ゾフィーのウルトラカプセルと、ゼロビヨンドが放つツインギガブレイクによって見事にキングギャラクトロンを撃破! 戦いに勝って、リク達はケイを追い詰めたと思ったけど……彼らの元にアリエが現れて、なんとケイにエンペラ星人とダークルギエルのカプセルを渡してしまった! 
 そして自分の有能性をアピールして、ケイに認められた。二人で力を合わせて世界を終わらせると、さらっと恐ろしいことを口にした瞬間……アリエはケイに命を奪われてしまった!
 やはりケイはアリエに対して微塵の情も感じておらず、何の躊躇いも抱いていなかった。
 ケイがべリアルに心酔していたように、アリエもまたケイに心を奪われてしまった。けどケイもアリエも、信じている相手からはただの駒としか見られていないという点では同じなのかもしれない。そういう意味では、この二人は哀れとも言える……
 たった一人、モアだけがアリエの死を悲しんでいたけど、果たしてアリエは最期に何を想っていたのか……モアが想ってくれたことが、最大の救いだったのかな。

 

敗北の後に

 戦いにこそは勝っていたけど、カプセルを奪われた果てにアリエを見殺しにしてしまった。リクが言うように、ケイの掌の上で踊らされてしまったまま。
 最後の戦いが幕を開けて、それぞれの因縁に決着が付こうとしている。その第一歩として、ケイとアリエの恐ろしさを掘り下げて、そしてリク達に致命的な傷を与えてしまった。ケイの嘲笑う声が頭の中で響き渡り、表情を曇らせてしまうリクの様子があまりにも悲しかった……


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