放送日 2018年 2月25日
脚本 村山功
絵コンテ 田中裕太
演出 田中裕太
はなが抱いたほまれへの憧れ
はなはほまれに憧れを抱いたことで、プリキュアにスカウトしようとする……そしてこの時まで、ほまれが自分と同じクラスであることをはなは知らなかったみたい。確かにほまれは周囲と意図的に距離を開けていたから、転校してすぐのはなが知らないのも無理はない?
そしてほまれは近寄りがたい雰囲気だけど、実は可愛いもの好きというまさかのギャップがあり! というよりも、本当のほまれは実は表情豊かな娘なのかな? OPでも映画で怖がっているカットがあったし、今の状態はむしろトラウマを引きずっているからこそ……かもしれない。
ほまれの挫折と心の傷
ほまれは昔、フィギュアスケートの選手として大活躍をしていたけど、怪我のせいで夢をあきらめてしまうことに……昔のほまれの笑顔が輝いていただけに、今のほまれの影が切なく見えてしまう。
先生だってそんなほまれを心配していて、チャラリートによってオシマイダーにされても自分を責めている。本当にほまれのことを想っているんだね……
はなとさあやがプリキュアに変身してオシマイダーと戦っている一方、ほまれの前にもミライクリスタルが現れた! ほまれはそれを掴もうとするけど、心の傷が残っているせいで……また未来を掴み損ねた。
はなが抱いたほまれへの信頼
だけど、はなは……いや、キュアエールはそんなほまれを応援した。ほまれを支えている先生のことだって応援してくれている。
コートを独り占めしようとするいじめっ子たちをこらしめたり、またガラの悪いおじさんを注意していたからこそ、はなはほまれを心から信頼しているんだよね。
ほまれははなの応援を拒絶するけど、それでもはなは応援をやめない。応援や期待は時に重荷になったりするけど、これこそがはなが見せる信頼の証とも言える。
一人一人の表情に見える光と影の使い方がとても上手で、特にほまれの輝きとトラウマが強く伝わってきた。この挫折をどうやって乗り越えるのか、次回がとても楽しみになってくる……