放送日 2018年 3月17日
脚本 井上 亜樹子
絵コンテ 志水 淳児
演出 志水 淳児
さあやのプレッシャーと新たなるライバル
今回はさあやが主役となる話だからか、冒頭の挨拶もさあやが担当することになった。いつもは主人公のはなだけど、これからはメインとなるキャラに任せられていくのかな。
さあやは野菜少女のCMで主役を任せられるほどに可愛く、そして演技力も抜群だった。だけどさあやはお母さんのれいなが大女優だったこともあって、周りの大人から過剰な期待を一方的に押し付けられていた……そのせいで、思うように演技もできていない。
確かに家族が偉大すぎると、それがプレッシャーとなることもあるよね……目標にもなるけど、同時に重荷としてのしかかってしまうことも辛い。
そしてさあやをライバルとして見ている一条蘭世は高飛車なキャラクターだけど、決して嫌味ではなく、むしろさあやのことを評価すらもしている。プリンセスプリキュアのらんこみたいにコメディリリーフなのかな?
さあやが演じたい姿とはなにか?
新しい舞台のオーディションが近づいていて、さあやは誰もいない池で天使のような演技を披露する。だけど、小さい頃のトラウマが原因で人前に出ると緊張でまともに演技することができない……
だけど、はなとほまれはそんなさあやの緊張をほぐそうと、お揃いのブレスレットを作ったり、またオーディション中に乱入して愉快な演技を見せてくれた!
無事にさあやの緊張はほぐれて、素敵な演技をすることができた! でも、オーディション中に大騒ぎするのは相手からすれば迷惑?
はなとほまれが引き出した新しいさあや
パップルは自分の仕事をルールーに押し付けて、自分は恋愛にうつつを抜かしてどこかに去っていく……これもまた、ブラック企業に勤める特徴なのか。でも、パップルに恋人がいることがちょっとビックリした。いつかその辺りも描写されるのかな?
そしてルールーは蘭世をオシマイダーにするけど、この時のステップが本当に軽やかだ。しかも動きだけでなく、アンドロイドらしくプリキュア達の戦闘データすらも事前に入手している。
そのせいでキュアエールとキュアエトワールは追い込まれるけど、彼女達によって新しい自分を見つけたキュアアンジュは新しいミライクリスタルを生み出して、見事に勝利した!
残念ながらさあやはオーディションに合格できなかったけど、ライバルの蘭世は悪役として華々しく(?)デビューすることができた。
けれどさあやは微塵も悩まず、むしろ自分の心と向き合うきっかけができたので、大きく前に前進した。さあやの成長と、そしてさあやの激辛好きというドリルに続いてまた新しい発見がある素敵な話だった……