風来坊となるヒーローは自分自身をついに取り戻す! ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE 第15話 感想『復活の聖剣 覚醒せよ! オーブオリジン!!』

 放送日 2018年 4月14日

 脚本  小林 雄次

 監督 市野 龍一

 自分自身を信じられないまま戦い続けて、ついにはナオミを傷付けてしまったガイがようやく過去を受け止めて覚醒した「復活の聖剣」。
 冒頭でオーブニカのメロディと共に、ナターシャを失ったことに対して後悔し続けるガイの姿がやはり切ない……ガイが自分の力について苦しみ続けた年月を考えると、ようやく救われるようになったんだね。
 そんなガイを嘲笑うかのようにジャグラーは闇に包まれた病院に忍び込んで、ナオミの命を奪おうとする。この時、ジャグラーはナオミの命を本当に奪ってしまったら、一時は満足してもすぐに後悔しそうな気がする。ナターシャのことだって、無意識の内に守ろうとしたし。

 何かを守ることは、何かを傷付ける覚悟を持つ。オーブを攻撃対象にしたことを渋川は伝えたけど、彼やビートル隊だって本心では望んでいないんだよね。
 でも、甘いことを言っていたら他の誰かが傷付けられるし、今度は自分の大切な人間だって苦しめられる。また暴れている側にだって特別な事情もあるし、それを踏み躙らなければならない。
 ウルトラマンに限らず、誰かを守ろうと戦っている立場にある人は本当に悲しくもある……

 ナオミがナターシャの子孫であり、ナターシャは生きていたことをガイはようやく知る。そしてナオミへの信頼の証として、オーブニカを預けたガイの表情には微塵の迷いもない。自分の中に宿る闇すらも受け入れたからこそ、べリアルのカードで暴走することはなくなった。
 それでもゼッパンドンは強く、またビートル隊からもオーブは攻撃されてしまう。その激しさに、戦いを見守っていたSSPも巻き込まれそうになるけど……オーブは自らの体を盾にして、ナオミ達を救った!
 オーブの勇姿はジェッタを通じて、多くの人の目に届いた。守るべき人達から、そして自分自身に対する信頼を取り戻したオーブは……ガイはようやく本当の自分すらも思い出して、オーブオリジンに覚醒した!

 オーブオリジンはナオミはもちろんのこと、ジャグラーにとっても見覚えがあるんだよね。オーブの始まりの頃から、ジャグラーはガイに関わってきた訳だし。そしてオーブオリジンとも何度も戦い、そして敗れてきた。
 マガオロチだけじゃなく、ゼッパンドンすらも通用しなかったジャグラーの叫びは本当に辛そう。ダークリングはこの時から消えて、そして劇場版でも闇の中に手放してしまったけど、ダークリングは今どうしているのかちょっと気になってしまう。
 ナオミの存在によって、ナターシャが幸せな余生を過ごしていたことが判明して、ガイはこれまで以上に穏やかな表情で空を見上げている。オーブオリジンの体には、これまでに出会ってきた多くの命が宿っているとガイは語った。その中にはショーティーや玉響姫、あとアマテ達も含まれていると考えると、オーブのエピソード10の全てを見返したくなるね。

 
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