HUGっと!プリキュア 第13話 感想「転校生はフレッシュ&ミステリアス!」

 放送日 2018年 4月29日

 脚本 田中 仁

 総作画監督 宮本 絵美子

 作画監督 青山 充

 美術 飯野 敏典

 演出 角銅 博之

 

謎の転校生! その名はルールー・アムール

 野乃家にルールーが現れた! ルールーは勉強からスポーツまで何でも完ぺきにこなして、そしてナンパを仕掛けてくる男子たちも実力(?)で追い払った。ルールーは拳で柱を砕いたけど、そんなところを見せつけられたら普通に逃げたくなる……
 はなはそんなルールーのホームステイに大喜びするけど、肝心のルールーはそんなことを全くお構いなし。ただ、はなが持つプリキュアの力の源を観察しているだけ。だからこの世界の常識も知識としては得ているけど、そこまで強い関心を示さない。せっかく開いてくれた歓迎会だって、ただ非効率と切り捨ててしまう……そのせいで、ルールーはクラスで浮いた存在になっちゃった。
 確かに当人がいくら優れていても、相手の気持ちに寄り添わなければ反感を買ってしまうし、何よりもはなだって近寄りがたくなってしまう。そしてはぐたんもルールーに拒絶されたことでショックの表情を浮かべていたけど、はぐたんもこれからどんどん大きくなっていく証拠かな?

 

ルールーの気持ちを知りたいはな

 だけど、はなは諦めないで、ルールーを遊園地に誘おうと提案する。でも森太郎はそれはルールーのためにはならないと、はなに教えてあげた。ルールーはホストだけど、それ以前に家族でなければいけないから、必要以上に特別扱いするのは違う。
 確かに森太郎が言うように、あれもこれも気遣いをされたら息苦しくなる可能性もあるし、余計に溝が深まるかもしれない。思いやりこそは大切だけど、まずはお互いのことを少しずつ知っていくことが第一歩なんだよね。もっとも、パップルはルールーのことを『心を持たない機械人形』と呼んでいたから、ルールーにまだ感情はないのかもしれないけど……
 いつものように接して、そして少しずつ変化を付けていけばいい。人の関係が急に変わるなんて難しいから、まずはコツコツと信頼感を積み重ねていくことが大事なんだよね。もちろん、ルールーが言うように効率を重視することは大事だけど、それだけで人が動くとは限らない。だからこそ、はなのようにまずは相手との距離を縮める工夫も考えていけばいい。
 ルールーだって失敗を自覚したし、この体験で何か変化が起こったりするかな。

 

ルールーとはなの絆

 しかしはなの気持ちを知らないルールーは観察を諦めて、いつも通りにオシマイダーを使って街を襲いだした。だけどはなはルールーがクライアス社の社員であることを知らず、ルールーを探しながら戦っている。
 今回、ルールーは何かを惜しむような表情を何度も浮かべていた。はなから嫌われても、ルールーは特に気にかけなかったけど、やはりどこかでは惜しんでいたのかもしれない。
 そして戦いの好きを見計らって、ルールーはキュアエールに変身したはなの前に現れたけど、やけに美しい世界の中で二人は会話していたね。
 大量の花びらが舞っていたけど、この世界では二人以外の時間が止まっていたのかな? となると、クライアス社はやっぱり時間を止める能力でも持っているのかもしれない。それを防ぐのがミライクリスタルで、だからクライアス社はクリスタルの謎が必要なのかも。 

 そしてルールーのことをもっと知りたくて、またルールーが好きだから家族になりたいというはなの言葉を受けて、ルールーの瞳に一瞬だけ光が見えた! また、ルールーの心(回路のように表現されていたけど)も変化が起こっている。
 なんとかなるというはなの言葉は確かに根拠がないし、その場の勢いだけで行動しても信用される訳がない。だけど、行動を繰り返していけば成功に近付いていけるし、根拠のない行動も必要になる場合だってある。ルールーの言葉も、はなの言葉も両方とも間違うことはあるし、正解になる時だってある。だからこそ、違う人同士が集まることで大きな力になるんだよね。
 はなの願いは届いたのか、ルールーはまた野乃家に戻ってきてくれた。今回の経験を経ても、まだはなの行動を理解できないルールーだけど、少なくともルールー自身に何らかの変化は訪れたはず。「おやすみなさい」と言葉をかけるようになったのが、その証明かも。
 

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