風来坊となるヒーローの前に最大の敵が現れる ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE 第19話 感想『逆襲の超大魔王獣マガタノオロチ!』

 放送日 2018年 5月12日

 脚本  小林 雄次

 監督 田口 清隆

 ウルトラマンオーブ最終章の第2部である「逆襲の超大魔王獣」が再放送された。
 大地に突き刺さる天のいかづち、という呼び名にふさわしいほど大暴れをして、地球そのものを恐怖に突き落としたあげくオーブすらも軽々と打ち倒した。
 サンダーブレスターだけでなく、オーブオリジンのオーブスプリームカリバーを飲み尽す描写はなんともおぞましい。過去にもゼットンがスぺシウム光線を吸収するなどの例があったけど、マガタノオロチは食べ方も妙なリアリティがあるからより怖い……
 冒頭に出てきたデマーガ・テレスドン・ゴメスはやっぱりマガタノオロチに命を奪われたのかな。脈拍を図ったり、またテレスドンの瞼を閉じてあげるオーブの優しさはやっぱり好きだ。
 そして、ナオミは夢で自分を助けてくれた人のことをガイに話したけど、この時にジャグラーがナターシャを救ってくれたことをガイは察したのかな?
 あと、今日の放送ではラゴン親子といつの間にか仲良くなっているグビラもいたけど、やっぱり都会の半魚人が放送されなかったのがちょっと残念。

 シンとジェッタは太平風土記の原本を貰えるようになったけど、それだけSSPが世間から信頼されるようになったのは嬉しくなる。信頼は得るのは難しいけど、一つ一つやるべきことをやっていけば確実に実を結ぶんだよね……
 で、そんな太平風土記に書かれていたマガタノオロチの脅威や、それに立ち向かうビートル隊の描写は『シン・ゴジラ』も意識したのかな。人混みの中で取り残される女の子の姿や、また我先に走り出す人々の姿はなんか恐怖すらも感じる。
 ジャグラーが語ったように、恐怖に駆られた人間自体が地球の脅威になっているのは、ガイにとっても否定できないんだよね。ガイだって自分の闇に飲み込まれたせいで、街を破壊した上にナオミの命だって一度は奪いかけたし。

 マガタノオロチによってシンとジェッタの二人が乗るSSPの車が瓦礫に埋もれてしまい、オーブすらも完膚なきまでに叩きのめされた。マガタノオロチに噛みつかれたり、また光線で胸が貫かれる場面はやはり痛々しい……
 それにしても、今回はサンダーブレスターに変身する際、べリアルの名前を真摯な態度で呼んでいたよね。これは、べリアルに対しても敬意を持つようになった現れかな。その力に助けられたのは事実だし。
 倒れたガイの元にナオミが駆け付けようとするけど、そこにジャグラーも現れて、ナオミを斬りつけるというショッキングなラストでこの回が締められた……
 

 ガイとナオミ、ジャグラーの三人が繰り広げる愛の物語もついにクライマックスに突入した。
 ガイが出した答えはぶっ飛んでいるように思えるけど、オーブの物語を支える大きな要素になっているんだよね。ガイとジャグラーは地球人よりも遥かに長い時間を生きていたから、そういう答えを導き出すのも自然かな。
 いくつもの世代に渡って命が受け継がれるように、オーブだって偉大なる先輩から力を受け継いだ戦士でもあるし。

 
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