HUGっと!プリキュア 第15話 感想「迷コンビ…?えみるとルールーのとある一日」

 放送日 2018年 5月13日

 脚本 成田 良美

 演出 田中 裕太

 総作画監督 宮本 絵美子

 作画監督 大田 和寛

 美術 田中 里緑・本間 禎章

 

新しいプリキュア!? キュアえみ~る!

 タマゴが1パック20円というとんでもないセールを見て、野々家は目を輝かせるけど……みんなその日は用事があるせいで、買いに行くことができない! でも、代わりにルールーが行ってくれることになった。
 ルールー自身もこの行動に違和感を抱きながらも、自分から積極的に行動するようになったのはやはり変わり続けている証かな? これまでは命令されたようにオシマイダーを生み出して、そしてプリキュアの調査を行っていたけど、自分の意志で動いている。これも、野々家の影響でもあるかな?
 そんなルールーを助けてくれる(?)ヒーロー・キュアえみ~ることえみるが登場して、ルールーは困惑した! アンドロイドである彼女でも、えみるの存在は未知数で、新しいプリキュアであると一瞬だけ誤認した。
 実際、えみるがプリキュアである可能性は87%とルールーは解析したので、素質自体はあるのかな?

 

ルールーとえみるが紡いでいく絆

 えみるはルールーを手助けしようと頑張るけど、ことごとく無視される。むしろえみる自身が酷い目に遭っているけどめげたりしない根性が凄い。そんなえみるに流石のルールーも疑問を抱いてしまう。
 そんな中、さあやとほまれはそれぞれオーディションや新しいスピンが上手く行かないことに落ち込んでいたけど、この時の二人は珍しく目が泳いでいた。彼女達がこんな風に動揺するのは新鮮だったけど、その直後にルールーとえみるのコンビを見た時の反応が異なっていたのも面白い。さあやは目を輝かせる一方、ほまれはジト目でいたのは個性が出てる。

 そしてセールの現場では歴戦の強者(?)であるおばちゃん達を追い抜いて、ルールーが一番乗りでタマゴをGET!!した。ルールーのスペックがバーゲンセールに使われていたら、クライアス社だって未来に失望してもおかしくない……?
 一方でえみ~るは困っている人達を助けようと高い所にある缶詰を取ろうとしたり、また荷物を運ぼうとするけど失敗ばかり。この時、第一話ではなが守ろうとしたおばあさんもいたよね? こんな形で再登場してくれたのはちょっと嬉しい。
 謎のアイキャッチの後、落ち込むえみ~るをルールーは励ましてくれた。彼女からすればそんな意図は無くて、ただ結果だけを伝えたつもりかもしれない。だけど、えみるが声をかけた人はみんな笑顔になっていたのもまぎれもない事実。
 そんな励ましをくれたルールーに興味を抱いたえみるは、彼女を家に招待した。でもその前に公園の滑り台でえみるは自分の正体を明かして、ルールーと自己紹介を交わす。
 ルールーの名前を美しいとえみるが褒める。すると、ルールーの表情がまた微かに動いたけど、名前を褒められる経験はなかったのかな。確かにクライアス社だと、周りを尊重する風潮はなさそうだけど……

 ビューティーハリーにて、はぐたんはさあやとほまれだけでなく、なんとハリーの名前も呼んでくれていた! それに危機感を覚えたのか、はなは自分の名前を呼んでもらおうとはぐたんに迫るけど……逆に泣かれてしまう。
 ちょっとはなが不憫だった。

 えみるの家はお城のように豪勢で、また両親も貴族の様に豪勢な衣装を身にまとって登場した。ミュージカル風に両親は踊るけど、ルールーは相変わらずあまり反応を見せない。
 唯一、兄だけはマシな人間なのかな? 
 えみるの部屋にてルールーは音楽のことを初めて知るけど、やはりクライアス社には音楽もなさそう。そんなルールーのため、えみるはギュイーンとソウルがシャウトするようなギターをひいた!
 その演奏にルールーが感動するけど、兄はえみるのロックを否定する。「女の子には似合わない」と、悪気なく言うけど、それをルールーが真っ向から対立した。
 当人は善意のつもりでも、それが相手を一方的に傷付ける原因にもなる。また性別で好きなことを左右されることだって、あまりにも不条理なんだよね。例え家族だろうと、誰かの「好き」を否定することは許されない。 
 この後、ルールーは可愛らしく頬を膨らませながら、怒るという感情についても学んだ。そして自分のために怒ってくれたルールーに、えみるは心からの感謝を伝えた。
 えみるはルールーを救うつもりだったけど、実際はルールーに救われたかもしれない。そしてルールー自身だって、えみると触れ合ったからまた変わるきっかけも掴めたことが素晴らしい。

 

志があれば誰でもヒーローになることができる

 街にオシマイダーが現れて、えみるはキュアえみ~るに変身(?)して平和を守ろうとする。
 ルールーはそんなえみるに「本物のプリキュアではないはず」と疑問を投げかけるけど、えみるからすれば本物か偽物かなんて関係ない。だからこそ、泣いている子どもだって助けようと頑張れた。
 もちろん、えみるでは力を足りずに突風で吹き飛ばされるけど、そこを本物のHugっとプリキュアがサポートしてくれた! 自分の身も顧みず、誰かを助けようと頑張ったえみるをキュアエールはヒーローと認めてくれた!
 そしてプリキュア達によってオシマイダーは浄化されて街に平和が戻ったけど、その瞬間にえみるの力が抜けてしまう。えみる自身、無謀なことをしているという自覚があり、また本当は怖いはずだった。それでも、誰かを優先する志は本当に立派で、まさにヒーローと呼ぶにふさわしかった。

 一方でルールーだって、前回の話では自分の身を顧みずに子どもたちを守ろうとした。
 だからえみるとルールーが出会うことも運命だった。えみるは一緒にプリキュアになろうとルールーに提案して、新番組 えルっと!プリキュアが始まりそうになったけど……ルールーからは拒否されてしまう。
 現れたはな達に対して、えみるはルールーを「お友達」と呼ぶけど、肝心のルールーからは「他人」と切り捨てられてしまった……

 今回は久しぶりに成田良美先生脚本だったけど、Go!プリンセスプリキュア以来2年ぶりの参加になるのかな? 魔法つかいプリキュア!やキラキラ☆プリキュアアラモードでは参加していなかったし。 
 一見、ギャグ回かと思いきや、えみるとルールーの成長には欠かせない素敵な話だった。メインのプリキュア達が脇に回った構成は珍しいけど、その分だけ二人の関係を描写することができたことは大きい。
 一つ一つの絵もとても派手で見ごたえがあり、またルールーの変化を快く思わないパップルで締められたから、これからルールーの物語がどんどん描かれていくのかも。やはり、近いうちにはルールーも…………?

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