HUGっと!プリキュア 第16話 感想「みんなのカリスマ!?ほまれ師匠はつらいよ」

 放送日 2018年 5月20日

 脚本 村山 功

 絵コンテ 渡邊 巧大

 演出 川崎 弘ニ

 総作画監督 山岡 直子

 作画監督 渡邊 巧大

 美術 山口 大悟郎

 

憧れを背負うほまれのプレッシャー

 ほまれはスケートの世界で再び活躍するようになって、今や再び雑誌で特集される程になっていた! 風紀委員のじゅんなはまだほまれを不良と思っていたけど、一方であきはほまれに弟子入りを志願する。
 初期は現在以上に冷めていた漢字があるし、また周りからも意図的に距離を取っていたからこれは凄い変化だよね。そんなほまれに助けられたら、憧れを抱くあきの気持ちもわかる。
 だけど、じゅんなはそんなあきと喧嘩をする。じゅんなはほまれのことを誤解しているし、一方的な偏見を押し付けられたら怒る気持ちも分かる。それにしても「唐変木」という言葉がさらっと出てくるじゅんなと、それに対してとぼけたような反応をするあきの二人の掛け合いがとても面白い。

 体育の時間ではみんなでバスケをするけど、こんな時でもあきとじゅんなは喧嘩をしていて、ほまれの悩みは尽きない。
 はなはボールを持ったまま突っ走っているけど、ほまれにあっさり取られてしまう。運動能力以前に、はなはバスケのルールをよく知らないのかな? 自分もそんな得意じゃないけど……
 そして相手チームにいるルールーはクラスメートと一緒にディフェンスをしているけど、見事に溶け込んでいた。どこか気の抜けたような表情がぷにぷにしていて可愛らしかった。
 当のルールーはほまれとさあやがプリキュアである可能性が100%と断定していたけど、えみるに向けたレーダーは今も使っているのかな。

 

ほまれの悩み、ルールーの悩み

 あきはほまれを大人っぽいと憧れて、彼女が積み重ねてきた努力と成果を真っ直ぐに褒める。ほまれは謙遜するけど、自分を過信しないことも彼女の魅力だよね。今の彼女があるのは、はなやさあやを始めとしたたくさんの人のおかげでもあるし。
 ほまれが努力を積み重ねて、スケートで確かな実績を積み重ねていたけど、耐え難い挫折だってある。その両面を知っているから、自分を必要以上に褒めることだってできない。
 自分を信じることは大事。でも、自分だけじゃなく、自分を支えてくれた周りの人の存在も忘れないからこそ、ほまれは己惚れたりもしないんだよね。

 一方で、誰も通らない階段に昇るルールーの前に現れたのは、学生服に身を包んだパップルだった! 密かに彼女も潜入捜査をしていると考えるとちょっと微笑ましくなる。
 そんなパップルをルールーは不審者と言い放つけど、当のパップルはプリキュアがこの学園にいることを推測している。それに対して、ルールーはまだ調査の途中と話すけど、これは明らかにごまかしだよね。あきにパスをしたほまれに疑問を抱いたり、またパップルが潜む影の中に踏み込むことにためらった様子とか、ルールー自身もどこか悩んでいるのかも。
 そして街が曇る中、ほまれはたった一人でビューティーハリーではぐたんを可愛がるけど、ハリーはほまれが何か悩んでいることを察した。ハリーはほまれにチョコミントアイスを差し出すけど、既に彼女はいなくなっている。空しく響くアイスの棒の音が切ない……

 雨が降る中、はなはあの謎の男性と再び出会い、そしてまた意味深なことを言われた。ツツジの花と、はなの顔を悲しげに見つめていたけど、はなはぽかんとするばかり。そしてまた姿を消してしまう……ハートキャッチにも人間版のコッペ様みたいにミステリアスな男性キャラがいたけど、今作はコッペ様のように今のところはサポートをしている訳じゃないから、本当に内心が読めない……
 そしてあきとじゅんなも雨の中で再会し、喧嘩になってしまう。当然ながら、そこをパップルに狙われてしまい……オシマイダーにされてしまう!

 公園で雨宿りをしているほまれの元に、ハリーがずぶ濡れになりながらも駆け付けてくれた! 「アイス溶けるやろ」という言葉にほまれは呆気に取られるけど、これは彼なりの励ましなんだよね。
 余計な言葉をかけずに、一本しかない傘をほまれに譲ってハリーは去っていく。雨が止むと同時に今度はルールーが現れて、ほまれの心拍数が上がっていると指摘する。それに真っ赤になったほまれは逃げるように去っていくけど、ルールーの表情は人形のように冷たい。影の中からほまれを見下ろし、そしてプリハートを盗んだ選択を正しいと口にするけど、どこか歯切れが悪い。パップルにも渡さなかったし。

 

救ったエトワール、ルールーが微笑んだ果てに……

 オシマイダーが現れて、エールとアンジュは戦うけど二人だけでは歯が立たない。ほまれはプリハートがないけど、それに構わず立ち向かおうとする。でも、ハリーが言うように無謀すぎるよね。 
 そんな彼女の前にルールーが現れて、盗んだはずのプリハートをほまれに渡した。自分には助けられないけど、ほまれなら助けられる。プリキュアの後押しをしたルールーの表情には微塵の迷いもなかった!
 ほまれはエトワールに変身をして、あきとじゅんなに必死に手を伸ばす。そしてあきとじゅんなも、本当はお互いのことを想い合っていたことがわかり、互いに手を握った。また明日、学校で会おうという誓いがとっても素敵……

 オシマイダーを浄化した後、プリキュア達はルールーに問い詰める。そしてルールーがエールを突き飛ばした瞬間、邪悪なエネルギーがルールーの体を貫いた!
 それによってルールーの体はボロボロになってしまう。飛び散る火花や焼け焦げた制服、そして乱れていく視界があまりにも痛々しい……最期に微笑みを向けてくれたのは、ルールーなりの思いやりだったのか。
 パップルはルールーを連れ去りながら、もう後がないことを呟く。もしかして、彼女もチャラリートみたいに崖っぷちに立たされているのかな。

 前半で繰り広げられたキャラクターのコミカルな掛け合いと表情、中盤ではそれぞれの葛藤と絆、後半では友情からの悲しい別れと見所が盛りだくさんだった。
 ルールーの正体もこれで知られてしまったし、また物語も折り返しに突入しているだろうから、ここから一つのターニングポイントを迎えるかも。ルールーの名前を呼んでいたはぐたんも、保育園の出来事から絆を感じているのかな。
 ほまれはあきとじゅんなの仲直りに一役買って、そんなほまれを自発的に助けたルールー。二人がいたからこそ、あきとじゅんなはまた手を取り合えたんだよね。

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