HUGっと!プリキュア 第19話 感想「ワクワク! 憧れのランウェイデビュー!?」

 放送日 2018年 6月10日

 脚本 坪中 文

 演出 角銅 博之

 総作画監督 宮本 絵美子

 作画監督 青山 充

 美術 飯野 敏典

 

アンリの誘いから生まれる新しいルールーとえみる

 ルールーとえみるが友達になって、はなは冒頭の挨拶からいつも以上のハイテンションを見せてくれた! 先輩としての自覚があるからこそ、後輩(?)二人が仲良くしている光景は喜ばしく見えるんだよね。
 そんな彼女達の元にまさかのアンリが現れて、リタヨシミンという有名ブランドのファッションモデルとして、ルールーとえみるの二人を誘った! はなは自分の出番かと期待してたけど、当然のことながらあっさりと切り捨てられてしまう。負けちゃだめだ、はなよ。
 ちなみにアンリ曰く、僕が出るだけでは当たり前すぎるらしく、そこでルールーとえみるを人選として選んだみたいだけど、アンリはやはり高い影響力を持っているのかな。スケート界で輝いたほまれと肩を並べたくらいだから、それだけの努力は積み重ねてもおかしくなさそうだけど。
 一方でえみるは断固として拒否。理由は、緊張のあまりにステージから転がり落ちて、そのままパリにまで渡ってしまうというとんでもない理論を披露した。ルールーはえみるの不安を否定するけど、それでも砂まみれになることは避けられないとえみるは一歩も引かない。やはりこの二人はでこぼこコンビで、全くの正反対だからこそ互いの魅力を引き立て合っているんだよね。そこを理解したアンリは人(&アンドロイド)を見る目があるし、はな達だって応援したくなるのも分かる。
 それにしても、えみると一緒にいることでルールーは穏やかな笑顔を見せてくれるようになったね……

 モデルのイメージトレーニングに今流行のVRを使った! えみるは金持ちだからか、それともアンリが持ってきてくれたのか? こういう最新鋭の機械を使う所も、時代の流れを感じてしまう。
 えみる自身もモデルに興味はあるけれど、やっぱり多くの人から注目された華やかな世界に飛び込めるような自信はないんだよね。自分より年上で綺麗に見えるお姉さんのさあややほまれと変わって貰いたくなる気持ちも理解できる。
 だけど、ルールーはえみるを信頼していて、何にでもなれると後押しをしてくれる。プリキュアにもなれると、本当に優しい笑顔で応援してくれた。えみると一緒だからチャレンジしたいという気持ちも、えみるのことを少しずつわかってきたからこそ言えるんだよね。

 

自分の信念と社会的な決まりを貫き通そうとする正人

 はなはどうしてもショーを諦められず、アンリを相手に参加を頼み続ける。その甲斐があってか、お手伝いとはいえファッションショーに参加することができた! 本当ははなもショーの晴れ舞台に出たかったみたいだけど、その日は本当に訪れるのか?
 アンリもはなのことは信用しているし、素直だからこそ任せられるのかな? 彼女がいなければ、またほまれと一緒にいることもできなかったし、何よりもプリキュアだってことはそれだけでも一緒にいて楽しくもなれるだろうから。
 そんな二人の前に現れたのは正人。彼はアンリの格好が女子みたいで、男子の中では浮いていると指摘するけどアンリは聞く耳を持たない。一方ではなは正人の態度に怒りを覚えたけど、アンリによって止められてしまう。
 アンリは言っても分からない相手に説明するのは時間の無駄とも語るけど、少なくとも正人自身のことは否定していないよね。自分が正しいと思うように、正人にも正人の理屈があるし、そこに優劣などある訳がない。その方が生きやすくもあるよね。

 そして楽屋にて、二度もオシマイダーにされたあのデザイナーが登場した!
 彼女はプリキュアの大ファンになっていて、女の子でもヒーローになれるという姿勢に感動していたけど、目の前には本物がたくさんいるとは夢にも思わないだろうね。アンリはバラそうとしたけど、もしも本当に知られたらこれからはな達はどうなっていたか……
 はな達はファッションショーの看板を作ることになって、その最中にはぐたんが手に絵の具を付けてしまった! でもその絵の具は口に入っても大丈夫なように作られていて、むしろはぐたんのおかげで花の模様をたくさん作ることができた。何でも止めようとするのはマイナスで、チャレンジをするのは本当に難しい。もちろん、危険が及ばないようにするのは大事だけど、そのための対策を立てたら後は思い切って挑戦するのが一番かな?
 はぐたんはえみるとルールーの二人を励ますように、可愛らしい手のマークを付けてくれたのも微笑ましい……

 ルールーとえみるは鏡の前でポーズの練習をして、ショー本番に備えている。だけど、えみるの方は正人が影からこそこそと覗いていた……完全にえみるを疑っているよね。

 

なりたい自分になるには性別や決まりなど関係ない

 ショーの本番が来て、ルールーとえみるは新しいドレスを着てヒーローに変身することができた。だけど、正人が現れてえみるの決意を笑いながら、家に連れて帰ろうとするけど、はなはそんな正人に真っ向から反論した。
 人の心を縛るな! とはなは怒り、そして美しいドレスを纏ったアンリもまた正人に食って掛かる。自分は男だけどドレスを美しいと思うし、着てみたいという感情だって否定される謂れはない。胸を張って語るアンリに正人は言葉を失って、その間にルールー達はショーに参加することになった。
 正人は祖父からかなり固く育てられて、その反動で自由であろうとするアンリやえみるが許せないだろうけど、当人たちからすればそんなのは関係ない。それが余計にストレスになって、トゲパワワも溢れ出てしまい……オシマイダーにされてしまった! 今回のオシマイダーは真面目なエリートを彷彿とさせるけど、本当は苦しかったりするんだよね。自分がわからないまま、他の人から敷かれたレールを走らないといけないんだし。
 そんな正人の苦しみにアンリは寄り添って、そして抱き締める。今回、自分のことをお姫様と自称したけど、プリキュアのように誰かの心を救いたいという志もあったよね。女の子でもヒーローになれるように、男の子だってお姫様になれる……そして、両方になることだってできた。だからこそ、アンリから渡されたバトンをプリキュア達は受け取って、正人を救うことができたんだよね。
 えみるとルールー、そしてアンリの姿をショーで見た正人は悪態は吐くけど、綺麗だったと語ってくれた。ここから正人も新しい自分になれたりするかな。
 そして新しい敵キャラのジェロスも現れたけど、ルールーすらも存在を知らなかった模様。データを消されたのか、あるいは秘密裏で暗躍していたのか……

 ショーは無事に成功して、ルールーとえみるは「ふたりはプリキュア!」のポーズを取った! TVシリーズでこの名乗りを上げるのはスプラッシュスター以来かな?
 彼女達は実際にプリキュアになろうとするけど……プリハートは残り一つしかない! だからプリキュアには一人しか変身することができない! でも、彼女達なら奇跡を起こしてくれる……よね!

 決まりごとを守るのは大事だけど、そのせいで自分のやりたいことを犠牲にするのは面白くない。
 最低限、反社会的な行為に手を染めなければ、あとは自分の人生を尊重すればいい。でもこれを実行することは非常に難しく、周りからの理解を得るには時間がかかることだってある。
 人の心を縛らず、また自分自身も愛することができるようになれば、人生はもっと楽しくなれる。そのためには、自分の気持ちに正直になることはもちろんのこと、相手の気持ちだって決して否定してはいけない。
 今回の話ではえみるがVRを利用してトレーニングをしたように、時代は確実に変わり続けている。それなのに古い制度や価値観に縛られていては、いつか周りから置いてきぼりを食らうだけなので、新しいこともどんどん挑戦していかないといけないよね。
 ルールは勿論大切だけど、その上で自分がどうすれば自分らしくいられるのかも考えていけば、未来は少しずつ良くなっていくしなりたい自分にもなれる。それが広まれば、世の中がもっと良くなっていくよね。

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