放送日 2018年 6月23日
脚本 田口 成光
監督 深沢 清澄
特殊技術 高野 宏一
これまでは平成ウルトラマンについて振り返って来たけど、次回作のルーブが『家族』の要素を強く押し出している関係か、兄弟ウルトラマンの大先輩とも言えるウルトラマンレオの「レオ兄弟対兄弟怪獣」が放送された。
昭和時代のウルトラマンが放送されたのはウルトラマン列伝以来になるから、結構久しぶりになるよね。そしてレオのブルーレイBOXが発売される日も近いかな? 来年にはレオが45周年で、ゼロも10周年になるし。
今回はレオとアスカという兄弟がガロンに襲われて、両親が失うという悲劇を描かれたけど、レオは第一話の時点で東京が大津波に飲み込まれるというとんでもない惨劇もあったんだよね。今の時代じゃ地上波で放送することはとてもできないだろうね……
ガロンとの戦いよりも、レオとアスカの二人を優先させてしまったことをダンは咎めるけど、これもMACの隊長としては当然の判断だよね。もちろん、ゲンが急がなければ、レオとアスカの二人も犠牲になった可能性だって充分にあるけど。
今作のダンは、マグマ星人が操るギラス兄弟との戦いに負けて戦えなくなり、唯一の希望となったレオに全てを託さなければいけないからこそ、厳しく接するしかなかったんだよね。ダンは地球のことを愛しているからこそ、戦えない自分にも葛藤があるだろうし。
ただ、レオの時代のダンはゲンに対して、今の時代ではとても放送できないような過酷なトレーニングを何度もさせてたんだよね……当時の真夏竜氏の叫びや涙は演技ではなく、本当に怖かったと語られていたし。
ガロンだけじゃなく、リットルという兄弟怪獣の襲撃によってレオは追い込まれてしまう。ダンのウルトラ念力で一度は退けたけど、やっぱりこれは体力を消耗するので二度目は通用しない。
絶体絶命か? だけど、窮地に陥ったレオを助けるため、空の彼方からアストラが現れた! L77星雲を失って以来、ようやく二人は再会を果たして……その圧倒的なコンビネーションでガロンとリットルを見事に倒し、レオとアストラは互いの手を取り合った。
この時、大村さんはアストラを見て「レオの弟」と口にしたけど、よくそこまでピンポイントな断定ができたね。
地球に平和が戻って、アストラは再び宇宙のどこかへと去っていく。
レオは生き別れになった弟と再会を果たして、百子の誕生日パーティーをやり直して、そしてレオとアスカの無事を知ることができて一安心。この時、ダンからも百子にプレゼントが届いていたけど、何だかんだでダンの気さくさが感じられる良いシーンだった。
そしてレオとアスカ兄弟にも、両親を失っても大丈夫という手紙を届けられたのは、故郷を失った男だからこそだよね。STORY 0だと、父であるアルス王の最期も描かれていて、余計にこのシーンの意味が重く感じてしまう。
ただ、内山まもる先生のザ・ウルトラマン版だと、レオとアストラの両親は実は生きてババルウ星人に囚われていたことになったから、両方は本編のパラレルワールドと見た方がいいかもしれない。
次回はいよいよオーブクロニクルの最終回で、ルーブの紹介をするスペシャル編に突入することになった。
そして今日は劇場版ウルトラマンジードのグランドフィナーレが公開されて、ジードからルーブへのバトンタッチが行われたから、よりウルトラマンルーブが楽しみになってしまう。
「一生ジード、リクとして地球のみんなを守るために頑張りたい」
『#劇場版ウルトラマンジード』グランドフィナーレ
リクとレイトからカツミとイサミに「つなぐぜ!願い!!」https://t.co/ny9MBAWa5K#濱田龍臣 #小澤雄太 #平田雄也 #小池亮介#ウルトラマンジード #ウルトラマンルーブ pic.twitter.com/hXBI8GouUo
— 円谷プロダクション (@tsuburayaprod) 2018年6月23日
濱田龍臣『ウルトラマン』舞台あいさつで再び号泣 「大きな意味がこもった6文字」https://t.co/fOTUkubXfs#濱田龍臣 #ウルトラマン @ultraman_series @tsuburayaprod #映画 pic.twitter.com/qe7dU6qUaR
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2018年6月23日
レオやオーブ、そしてジードの物語はこれからもまだまだ続いていくだろうけど、やはりどこかで一区切りを打つようになるんだよね。
リクはガイからバトンを受け取ったように、リクとレイトもカツミとイサミの二人にそれぞれのバトンを渡して、次のウルトラマンが始まっていく。朝倉リク役の濱田龍臣氏は大号泣して、途中からサプライズで登場したモア役の長谷川眞優氏も大泣きしていた……ちなみに、坂本監督はルーブのことをよろしくと、会場のお友達にお願いもしていた。
ゼロビヨンド・ウルティメイトファイナル・ロッソ・ブルの4人と、彼らに変身するヒーロー達が揃ってくれた光景はまさに豪華絢爛と呼ぶに相応しかった。
ウルトラマンジードグランドフィナーレ!
舞台の端から見守らせていただきました✨
リクくん、レイトくん
長い間本当にお疲れ様!
伊賀栗ルミナになれて幸せでした😌
全ては応援してくださった皆様の愛あってこそ💕
来週からはロッソとブルもよろしくね!#ウルトラマンジード #ウルトラマンルーブ pic.twitter.com/9Bx0vrpJxb— 長谷部瞳 (@hasebehitomi) 2018年6月23日
リク、がんばったね。
がんばった。
今は、その姿が、ひとまわりも、ふたまわりも、たくましい。#ウルトラマンジード#劇場版ウルトラマンジード#ウルトラマンルーブ に #つなぐぜ願いhttps://t.co/ukFRXGIk9Z
— 潘めぐみ(HAN MEGUMI) (@han_meg_han) 2018年6月23日
そしてルミナ役の長谷部瞳氏やペガ役の藩めぐみ氏もこうして物語を終えたジードとリクに励ましを贈ってくれた。
濱田氏は80年経ってもウルトラマンジードでいたいと語っていたけど、やっぱりこれからのシリーズにもまだまだリクの出番はありそうだよね。その時、星雲荘のメンバーやレイトもリクと一緒に大活躍してくれることを信じてる。
もちろん、ガイさんやジャグラーのことだっていつまでも待っているよ。
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