HUGっと!プリキュア 第39話 感想「明日のために…!みんなでトゥモロー!」

ハリーをいじめるな……!
はぐたんを、泣かせるな!

 放送日 2018年 11月11日 

 脚本 坪田 文

 絵コンテ 座古 明史

 演出 川崎 弘二

 総作画監督 宮本 絵美子

 作画監督 高橋 晃

 美術 黄 国威

 

未来に飛ばされたプリキュアたちの前に、ハリーの愛したハリハリ族のみんなが現れる

 いつものようにビューティーハリーで楽しい一時をすごすはなたちであり、はぐたんが楽しくタンバリンを叩いているのを見守りながらえみるとルールーが作った特大のホットケーキを食べることに。
 だけどメガめちょっくなお味で、世界が揺れるほどの衝撃を味わったあと、いつの間にか違う場所に移動していた。そこはハリーの故郷であるハリハリ地区で、たくさんのねずみことハリハリ族が集まっていた。
 ハリーがいつも見せているツッコミやノリは一族特有のようで、ハリーはみんなの頼れる兄ちゃんとして慕われているみたい。だけど肝心のハリーの表情はやっぱり暗い……

 ハリーは昔のことを思い出していて、病気で倒れたビシンやハリハリ族の子どもたちをリストルと一緒に励ます姿は、彼らの献身さと同時に悲しみも伝わってくる。
 あのドクター・トラウムのことも一度は信じたけど、その結果が燃え盛る火に包まれたみんなの街だったら、リストルが希望を失うのも無理はない。トラウムも悲しげな表情を浮かべていたけど、もしかしてルールーの出来事と照らし合わせていたのかな。

 

未来に飛ばされたプリキュアたちの前に、悲しい未来の光景が付きつけられる……だけど、プリキュアたちは諦めない!

 そして竜巻と共にハリハリ族の子どもがいなくなってしまい、事態は急展開に。
 プリキュアたちも変身するけどリストルの罠で別の場所に飛ばされてしまい、その間にリストルはハリーを相手に戦うけど、ハムスター姿でバトルをするのは可愛らしくて緊張感が0。その後に人間の姿でも格闘をし合うけど、やはりリストルの方が一枚上手でハリーは拘束されてしまう。
 ハリーも戦うことはできるけど、流石にクライアス社の敵に勝てる実力まではないんだね。普通の人間よりはちょっと強いって程度かな?
 リストルははぐたんを狙うけど、はぐたんはタンバリンを必死に叩き続けたおかげでエールたちにも届いて、アムールの解析で壁をぶち壊すことに成功した! ハリーをいじめるな、はぐたんを泣かせるな! というエールの叫びは、まさに誰かを応援して守る彼女らしい。
 だけど、そんなエールたちに真実を伝えようと、リストルは滅び去った未来のはぐくみ市を突き付けた。かつてのアムールが何度も見ていた光景であって、ハリーにとっては絶望の象徴になってしまった未来。
 荒廃した故郷を見て、強大な力を前にしては自分たちのようなちっぽけな存在があがこうとも意味はない……全てを諦めたように未来を止めようとするリストルと、トラウマをほじくられて絶叫するしかないハリーの姿は、かつて同じ夢を見ていた仲間同士だからこそ、より悲壮感に溢れて見える。

 でも、エールたちはそんなハリーの悲しみを吹き飛ばすかのように、フレフレ! をしてくれて、彼の思いを受け取ってくれた。ハリーが持っていたミライクリスタルホワイトも輝いて、ハリーがはなたちとの間に真の絆が芽生えたことが感じられる。
 ハリーはもちろんのこと、リストルにも明日があることをエールは説いてくれたけど、ただ一方的に希望を強制するのではなく、一緒に手伝ってくれることが彼女なりの救いなんだよね。

 大人は厳しい現実を突きつけるけど、子どもはそんな悲しい未来を変えようとあがく。未来はとってもいとおしいとエールは信じ、実現させるためにリストルと真っ直ぐにぶつかるからこそ、彼女はマザーハートスタイルに変わり、未来に羽ばたくための翼も手に入れたんだね。
 今回、リストルを浄化こそできなかったけど、何かの変化はあったはずだし、忠誠を誓ったはずの社長にも本心を明かしつつあるよね。ただ、社長の方もリストルの内心について察していそうだったけど。

 

未来から現在に帰ってきたプリキュアたちの前に、ルールーのパパであるドクター・トラウムがやってくる! だけど、ルールーは……

 エールは未来のプリキュアから想いをたくされて、ようやく現代に帰った矢先にトラウムがやってきた! いつものハイテンションだけど、瞳は妙に輝いていて、娘であるルールーに抱き付こうとしたけど、帰ってきたのはパンチだけ。
 次回はついにルールー誕生の経緯について描かれるようになり、最後の個人回が続いて、最終章に入る段階かな?
 未来に行って、ハリーたちハリハリ族にとってすべての始まりが明かされて、今度はルールーの過去についても触れられるみたいだし。

 はぐプリの物語も終わりが近づいているのは寂しいけど、プリキュアたちがクライアス社と悲しい未来に対してどんな答えを導いてくれるのかを、楽しみだったりもする。
 引坂氏が呟いたように、今回の話はとてもゾワっとして、互いの想いのぶつかり合いが本当に印象に残ったから……

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