兄弟で戦うヒーローは囚われた妹を救うため、敵対する少女と共闘する ウルトラマンR/B(ルーブ) 第19話 感想『善人と悪人』

これはお前たちのような偽者が持つべきものではない!
これは私の……兄たちのジャイロだ!

 放送日 2018年 11月10日

 脚本 武上 純希

 監督 神谷 誠

 サキの地球爆破宣言をきっかけに物語もどんどん緊張感が増していき、クワトロMもあまりお客が来ないことをウシオも嘆いている。ウシオは地球爆破宣言がただの冗談だと言うけど、世界はそれどころじゃなくて、アサヒの学校も臨時休校になる事態。
 アサヒもサキにおしゃれなサングラスを贈るけど、何故か突如としてダーリンがサキの暗殺計画を発表し、そのためにキングジョーを利用した! マコトなら確かに用意しそうだけど、ペダン星人の技術すらも利用していたと考えると、チェレーザは相当なやり手であることが伺える。
 そしてキングジョーの体内にアサヒが取り込まれてしまい、コマ姐に続いてアサヒもロボット怪獣に囚われてしまうことに……なんかここ数年は本当にヒロインが捕まる展開が多いね。
 ネーミングセンスもセブン暗殺計画のパロディだろうけど、ここまで大規模に動いてはもはや「暗殺」じゃない、というツッコミは野暮かな?

 囚われのアサヒを救うため、サキはマコトがかつて利用していた飛行マシンを利用してアイゼンテックを脱出して、湊兄弟と共闘することになった。湊兄弟にとってもサキは信用できない相手だけど、アサヒのことになればすぐに力を合わせられるよね。
 キングジョーは今作でもスーパーパワーが健在で、ロッソ一人ではとても歯が立たず、かつてセブンを追い込んだようにマウントを取っている。今作ではバリア機能も追加されていて、確実に脅威が伝わってくる。
 一方でイサミもアイゼンテックのダーリンに再ハッキングを仕掛けたけど、彼はここまで頭脳系の技術に長けていたのか。

 そしてサキはこの物語の根幹を成す謎をアサヒに語り始めて、サキがガイと同じO-50の戦士であることが明かされた。オーブクロニクルでは戦士の頂でルーブの話について語られていたけど、同郷だからこそオーブの光もルーブの話ができたんだね。
 物語冒頭で起こっていた二人のウルトラマンとグルジオ様は敵対したのではなく、実は力を合わせてルーゴサイトを追い払ったという、実に見事なミスリードだった。悪の怪獣と思いきや、実は共に戦っていた正義の味方という真相は本当に驚いた。
 だからこそ、サキは自分の家族以外の人間がウルトラマンや怪獣の力を使うことが許せなくて、また怪獣をおもちゃにしたマコトのことも内心では憎んでいたのかな。

 サキの働きのおかげでアサヒは見事に救出されて、兄弟で力を合わせてルーブとなってキングジョーを撃破したけど……グルジオキングを拘束した怪獣拘束システムがルーブにも炸裂して、変身解除に追い込まれてしまった!
 あのグルジオキングを止めたのなら、ルーブに対しても何らかの効き目があってもおかしくはなさそう。そして元は兄達が持っていたルーブジャイロをサキに奪われてしまい、またしてもウルトラマンであることを否定されてしまう。
 今回はマコトのようなおふざけまじりではなく、サキの場合は肉親の形見だから、なおさら取り戻したい気持ちも強くなるよね。元凶であるルーゴサイトの襲来が近づいている今、かつての無念も晴らさないといけないし。
 サキの言うように、人々を善人と悪人と分けてしまうからこそ、ルーブジャイロが奪われる悲劇が起きてしまったのだし、また長い間視聴者としての自分も勝手な思い込みでグルジオ様を悪と決めつけてしまったし。

 次回はゴモラが、そしてグランドキングメガロス現れるけど、この危機に兄弟がどうやってに立ち向かうのか……?

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