兄弟で戦うヒーローは母が失踪した謎を知り、そして自らの使命のために戦う ウルトラマンR/B(ルーブ) 第21話 感想『あめ玉とおまんじゅう』

俺たちのやるべきことはなんだ?
妹を……アサヒを守る!

 放送日 2018年 11月24日

 脚本 根元 歳三

 監督 伊藤 良一

 グランドキングメガロスの光線が迫り来る中、ロッソがバリアで反射してからブルがアースブリンガーを叩きこむことで、なんとか痛み分けに持ち込むことができた! オーブでもマガグランドキングに対して、自分の光線で自滅させてたけど、今回はグランドキングの『矛盾』に加えて兄弟の光線があったからこその結果だね。まともに直撃を受けたら今度こそ二人は命を落としかねなかったから、この決着も妥当かな?

 戦いが終わっても何も解決せず、大切な人同士が争う場面を見せつけられるアサヒの心境を考えると全然ハッピーじゃないし、どちらの言い分も理解しているからこそ何も言えないんだよね。そしてカツミとイサミはまたも喧嘩するけど、イサミは地味に『美魔女』と言葉を選んでいることが素敵。冷静になれなくても、差別的な言葉は絶対に言わなそう。

 クワトロMではウシオ以外はみんな落ち込んでいるけど、そんな中でツルちゃんがセーラー服を着ておまんじゅうを持ってきている! あやかほし饅頭はイサミが目を奪われるほどの名物だから、彼女なりの礼儀なのかな。制服を着ているのも、彼女の演じている姿を考えると自然……なのかな?
 そしてあやかほし饅頭のCM風のミュージカルを始めた湊家を前に、「なんだこれは?」とツルちゃんはちょっと引いてたのも思わず笑った。
 だけど、ツルちゃんの頼みごとはカツミとイサミの殺害宣言という、とんでもなく物騒極まりない。アサヒはみんながハッピーになれないと説得するけど、ツルちゃんも一歩も譲らない。
 ツルちゃんはお兄さんたちのことを本当に尊敬していたようで、二人でもルーゴサイトに勝てなかったからカツミとイサミで相手になる訳がないとバッサリと切り捨てる。それでもなお、戦おうとしないカツミを焚きつけようと、ツルちゃんが湊兄妹からミオを奪ったという真実を明かしたけど……アサヒが言うように事故でしかないよね。確かにツルちゃんが原因の一つでもあったけど、ツルちゃんはあくまでお兄さんの形見を取り戻そうとしただけだから。

 そしてツルちゃんはホロボロスのクリスタルを使って、久しぶりにホロボロスが猛威を振るい、その剛力と俊敏さに二人が翻弄されてしまう。加えてカツミはまだ迷っていて、ツルちゃんを倒しても何も解決しないと言うけど、イサミは母親を奪われた怒りで立ち向かっている。
 一方でツルちゃんもルーゴサイトを倒すため、自爆してでも使命を果たすと言っていて、遊びでもヒーローごっこでもない命がけの戦いに割り込む湊兄弟に怒りを見せていた。ツルちゃんの言い分はもっともだし、だからこそヒーローごっこでウルトラマンになったりクリスタルを悪用したマコトのことを小物としか見えない。ツルちゃんも帰りを待っている人はいなくて、仮にO-50に戻っても一人ぼっちのままだし。

 湊兄弟はピンチになるけど、アサヒがホロボロスを前に立ち向かったことで、湊兄弟は自分たちはウルトラマンでもヒーローでもないけど、アサヒの兄であり……アサヒの全てを守るために戦うことを宣言した。
 先代のロッソとブルのように偉大なヒーローじゃないし、偽者でしかないけど、自分たちは湊家の一員として家族を守る。ヒーローの名前を背負うのではなく、自分たちは普通の人間であるという自負があったからこそ、心を一つにしたからこそ再びルーブに変身できた。家族愛をテーマにしたルーブだからこそ、家族を失ったツルちゃんに打ち勝つ答えとしてはベストだよね。
 そして三人のクリスタルが光り輝き、異次元に消えたかあさんの手が現れて……次回ようやく湊家のお母さんが帰ってくる!
 ツルちゃんとの決着がついて、そしてミオの失踪の真実も明かされて、ウルフェスにて猛威を振るったカミソリデマーガもついに襲来してくる。ルーブスペシャルナイトでも物語の重要な所でカミソリデマーガが登場すると語られていたから、本当にクライマックスになっていることが感じてしまう……

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