HUGっと!プリキュア 第47話 感想「最終決戦!みんなの明日を取り戻す!」

 放送日 2019年 1月13日 

 脚本 坪田 文

 演出 川崎 弘二

 作画監督 宮本 絵美子 山岡 直子

 美術 黄 国威

 最終章の2話目!
 立ちはだかるリストルとビシン、そして猛オシマイダーの軍団に対してプリキュアたちはピンチになるけど、かつてのクライアス社幹部たちが助けに来てくれた!
 チャラリートは25人の登録者のためにちゃんはなと力を合わせて、パップルも理想の上司としての格を見せつけるようになり、ダイカンとトラウムも和解して共闘するようになっている。トラウムは巨大ロボットに乗っていたけど、二人の娘との写真が飾られていた場面は、娘想いの父親という彼の本質を現しているのかな。
 昔は妻が撮ってくれたけど、妻子がいなくなったことでルールーとの写真は自分で撮るしかなかった経緯を考えると、ひょうきんな姿の裏側が見えて切なくなってしまう。
 大人だって夢を見れると語ったトラウムは、ルールーと親子漫才すらも披露できるほどに生まれ変わっているから、なんでもできる・なんでもなれるという本作のメッセージを強く体現したキャラにまで成長したよね。

 かつてクライアス社に勤めていた幹部たちだけじゃなく、ハリーだって変わることができて、リストルとビシンの拳をその身に受けて、二人の悲しみだって受け止めた。ビシンも一度は怪物になってしまうけど、ハリーとリストル、そしてプリキュアたちがいてくれたからこそ立ち直ることができた。ハリーたちは仲間を失ったし、悲しみと傷は簡単に癒える訳がないけど、ようやく前に進むことができるようになったね……
 そしてクライアス社に勤めていた幹部で忘れてはいけないのが、ジェロスとタクミジンジントリオ! 3人はボートを操縦して、海の彼方で待ち構えているクライの元にプリキュアたちを導いてくれた。
 かつては敵同士だったけど、プリキュアたちが語った理想を信じて駆け付けてくれたから、3人も新しい道を歩いているんだね。ただ、タクミとジンジンはまだしも、ジェロスは何をしているのかはいまいち想像できない……

 いよいよプリキュアたちはクライと一騎打ち……と思いきや、エールだけを冷たい檻に閉じ込めて、他のプリキュアを痛めつけるという暴挙に出た。エールを救うという大義名分を掲げているけど、やっていることはまさに恐怖の魔王そのもの。そしてエールに対する当てつけのように、ハリーやクライアス社幹部たちが倒れてしまった場面も突き付ける。
 それでいて、自分だけは一切傷つけられていないから、エールも心が折れそうになってしまうけど……アンジュたちが叱咤してくれた。アンジュとエトワールがエールを閉じ込める檻を壊して、マシェリとエトワールがクライのバリアを破壊する。
 雑草という名の植物はないし、どんな小さな花にも名前がある。そしてみんなで力を合わせて、どんな自分になりたいか? プリキュアたちのメッセージは力強くて輝いていて、エールに力を取り戻させるけど、相変わらずクライには届かない。
 色鮮やかな花畑で世界は包まれたけど、クライの悪行を見てきた後だと一緒のおぞましさすらも感じられる……アニメージュのインタビューでは、クライはパラレルワールドのはなと関係が深かったみたいで、彼女を失ったからこそ過去の時間に戻ってきたかもしれない。クライが出会った大人のはなは、プリキュアたち出会うこともなく、そして今の時間のはなみたいに強くなれなかったのかな?

 リストルとビシンもようやく救われて、残るはクライだけになるけど……やはりクライこそが一番厄介な大人だった。彼に対して、はなはどんなエールを贈ってくれるのか?
 はぐプリの物語が終わりが近づく中、キュアエールのフィギュアーツ化が発表されて、そしてスタプリのキュアスタ―こと成瀬瑛美氏からも力強いエールが贈られた。エールたちはミラクルユニバースで先輩になってくれる日が楽しみだけど、やはり物語の終わりも寂しくなる。
 だけど、クライアス社との決着がついて、そしてプリキュアたちがどんな輝く未来を作ってくれるのかも楽しみ。

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