どんな理由があっても、大好きな宇宙を……星座を……
星を……地球を奪うなんて、わたし、嫌だ!
放送日 2019年 4月14日
脚本 村山 功
絵コンテ 宮元 宏彰
演出 岩井 隆央
作画監督 為我井 克美 山岡 直子
美術 李 凡善
ロケットが墜落して、まどかのお父様にもバレてしまう大騒ぎになりかけた。でも、ララがとっさにロケットをカプセルに収納したおかげで、ロケットがバレることはなかったけど……ひかるは自分の過ちを責めてしまい、動くことができなくなっている。まどかが手を引いてくれたおかげでどうにか逃げることができたけど、やっぱりいつも元気で溢れている分、落ち込んだ時の反動も大きいよね……
そしてひかるたちは天文台に隠れたけど、りょうじいとばったり出くわしてしまい、ついにフワとプルンスがバレてしまった! 続くお父様からはなんとか隠れることができたけど、りょうじいの反応や天文台の足跡を見たことで、お父様はなにかを察してしまったかも。
そんなお父様は効率を上げるため、防護服を脱ぐように指示してくれたけど、やっぱり理想の上司だね。
りょうじいはララたちのことを受け入れてくれて、そして落ち込むひかるを励ましてくれた。ひかるのことをずっと見守ってくれたから、彼女にとって大きな理解者でもあり、また上手に励ますことができたんだね。
ひかるが自分のせいでみんなに迷惑をかけてしまったことを口にすると、りょうじいは励ましとして自分の好きなサザンクロスについて語り、ひかるのイマジネーションになってくれると伝えてくれた。きっと、昔からりょうじいはこうして星座を例え話にしながら、ひかるを元気付けてくれたのかな。
一方でノットレイダーの幹部たちはおうし座のペンを悪用すると、おうし座のプリンセスにもダメージが! 自分の知らない所で体の具合が悪くなるのって、考えてみたら恐ろしい話……
アイワーンはテンジョウやカッパード、そしてバケニャーンを使ってノットリガーを生み出そうとしたけど、バケニャーンは「嫌です!」とはっきりと断った。当人曰く、他の三人とはバランスが取れないとのことだけど、果たして真相はいかに……?
バケニャーンの代わりにアイワーンが加わり、いつも以上に強くなっているノットリガー。一方で、今回のひかるは元気が出てこない代わりなのか、ララがみんなを引っ張ってくれた。そしてまどかのお父様も、部下たちを非難させるために頑張っているので、今回はみんなが頑張っていることが感じられる。
ひかるたちはプリキュアに変身して、ノットリガーに立ち向かうけど……ノットリガーに押されてしまい、スターは想像力がないと責められた。前回の失敗があったからこそ、ノットリガーの言葉を否定することができないし、またひかるだって宇宙の過酷さを知っていたわけでもない。
だけど、ここで折れるキュアスターではなく、ミルキーたちがスターに支えられた思い出を語ってくれた。プリキュアシリーズの伝統であり、また彼女達の絆を象徴する名シーンにもなるよね。
ララはひかるのおかげでプリキュアになれたし、まどかもひかるの影響で新しい世界に飛び込むことができた。みんなを見守って、そしてひかるのイマジネーションがたくさんの人を結び付けてくれるとえれなは叫ぶ。
みんなのおかげでひかるは自分の純粋な気持ちを取り戻し、そして宇宙のことが大好きで、新しい世界に飛び込んでいきたいと願うようにもなってくれた。
そんなひかるたちのイマジネーションの力が宇宙に輝いて、新しくトゥインクルステッキとなってくれた! 彼女達の絆の力であるサザンクロスショットがノットリガーを浄化して、サザンクロスの輝きが夜空を照らす。りょうじいの約束も、こうして果たされたね……
おうし座のペンも取り返して、もう一本のペンも取り返そうとしたけど……バケニャーンによって奪われ、撤退された。
そしてまどかの父にも見つかってしまい、疑われそうになった途端、超意外な人物が現れて物語はいったん終了。
次回予告を見る限り、ひかるの憧れになったあのお方かもしれないけど……果たして、どうなるか?
ひかるは猪突猛進だけど、自分の至らなさを反省し、そして新しく想像力をみなぎらせてくれた。自分の情熱も大切にし、そして身近な人との約束だって叶えているし。
サザンクロスのように、ひかるはそのイマジネーションでみんなの気持ちを繋げていくことが、スタートゥインクルプリキュアの特徴だよね。