まだ終わってない!
本場のそば、食べなくていいの!?
放送日 2019年8月10日
脚本 足木 淳一郎
監督 田口 清隆
\みんなで振り返ろう✨/#ウルトラマンタイガ
E.G.I.S.の社長 カナと蕎麦が食べたくなった人は挙手🙌第6話「円盤が来ない」
あの🏹シーンは見た?まだの君はYoutubeでチェック👀https://t.co/4QS4BqJ7Xz pic.twitter.com/H0XYiH6XpN— ウルトラマンタイガ公式 (@ultraman_series) August 11, 2019
ウルトラセブンの『円盤が来た』と劇場版ウルトラマンオーブの続編的な要素をミックスして、不思議で優しい雰囲気が漂っていた話だった。
星に帰りたかった不思議なおじさんのため、かつて宇宙人の少女を救えなかったカナが奮闘して、かつてオーブに倒されたサデスの弟であるアベルを前に立ち上がった姿は実に素敵だった。
シビアな一面が強いけど、やっぱりやる時はやるのがカナ社長なんだね。普通なら、ヒロユキのように疑ってかかるかもしれないけど、後ろめたさがあるからこそ今回のような話には飛びつくのだろうし。
おじさんも、最後には同胞が迎えに来てくれたけど、ちょっといい関係になったカナ社長とのおそばを食べたくて、また地球にはタイガたちのような素敵なヒーローがいるからこそ……捨てたものじゃないと信じてくれた。
画面から漂う空気も、どこか昭和の実相寺監督が撮ってくれた作品に近くて、狙われた街や怪獣使いと少年のような地球滞在する宇宙人の視点で攻めていたね。地球人から変な目で見られるけど、それでも心を通わせられた相手ができて、救いのある終わり方をしたのも優しさを感じた。
一瞬だけど、アベルと戦っていたフーマがカナとおじさんに振り向いてくれたことも、おじさんが地球を信じるきっかけにもなったはず。おじさんは戦いが嫌いで、もっと平和な解決方法がないかと嘆いていたけど、ウルトラマンは守るべき人達に目を向けていた。
だから地球も捨てたものじゃないし、これから友達とおそばを食べることが楽しみの一つになったよね。
アベルはトレギアさえもドン引きさせるテンションで、またアベルの油(?)をふき取るためにハンカチを取り出すしぐさも面白かった。
締めはフーマが担当したけど、今回もタイタスのアピールは凄くて、ピリカからも「キレてるよ!」と褒められるほどだった。そんなタイタスは、ボイスドラマではやはり過酷な運命を背負っていたことが明かされたけど……次回でその決着がつくのかな?