偉大なるヒーローの血を受け継ぐヒーローたちは、夢を見るための尊い力を守るために戦う! ウルトラマンタイガ 第11話 星の魔法が消えた午後

人はきっと、夢見る力を持っているから
その人らしく生きることができるのね

 放送日 2019年9月14日

 脚本 小林 弘利

 監督 辻本 貴則

 前半戦の最後となるエピソードだからか、冒頭の回想もこれまでのみんなを上手く振り返っていた。
 E.G.I.S.も平穏な日常を繰り広げていて、カナは幼馴染のほのかと楽しくお話をする一方、ヒロユキは魔法使いだった麻璃亜と出会い、魔法を目撃する。当人曰く力は衰えていて、住む場所も失ったばかりだった。
 この作品だと、宇宙人は魔法を使えていて、特殊能力と魔法が同じ存在として扱われているみたい。なら、ウルトラマンたちも魔法使いと同じように見られるかも。
 穏やかな時間が繰り広げられるけど、ぶち壊すかのような騒動が起きる。地面の中から飛び出した無数の触手が人々に襲いかかり、また唐突に現れた円盤が麻璃亜を連れて行ってしまう!

 今回の宇宙人である宇宙怪人オシュロはゼラン星人に見えるけど、原典のような強い悪辣さは感じられず、むしろただのチンピラにも見える。普通の地球人であるヒロユキには勝てるみたいだけど、歴戦を乗り越えたプロであるホマレが相手だとすぐに負けちゃう……
 ホマレは麻璃亜を気遣うけど、ヒロユキが「僕は大丈夫です」と答えてしまい、「お前じゃない!」と軽快なツッコミを入れてしまう。わずかな流れだけど笑えたし、ホマレとヒロユキはどんどんいいコンビになっているね。
 そういえば、ホマレは病院の中でも斧を持っていたけど、自衛のためとはいえ何も言われないのかな?

 そして地底からはウルトラQ以来となるパゴスも現れて、トライスクワッドを圧倒するほどに暴れまわす。パゴスのドリル攻撃はタイタスすらも防ぎきれず、また高層ビルを深くえぐるほどに凄まじい。フーマはとっさに跳躍して、パゴスの視線を空に寄せてから、素早く腹部を斬ることで勝利を手にしたけど……パゴスが最期に流した涙が切ない。

 パゴスの死によって、触手に襲われた人たちも元気を取り戻して、事件解決……かと思いきや、今度は吸血怪獣ギマイラが現れた! パゴスはただの囮で、本命としてギマイラが地底の中に潜んでいて、ギマイラが触手を使って人々の夢を奪い取っていた。ヒロユキはタイガに変身して戦うけど、パゴスとの戦いのダメージを引きずっているせいで、どう考えても不利になってしまう。
 予告を見ると、このギマイラもトレギアの仕込みで現れた雰囲気があるから、またトレギアが何かとんでもないことをやらかしたのではないかと不安になる。

 カナは夢を見る力の尊さを語っていたけど、彼女とほのかは互いに切磋琢磨をし合っていたからこそ言えたのだろうし、また昔は宇宙人と共存する社会を夢見ていたのかもしれない。
 だからこそ、ほのかの夢だって守りたかったのだろうし、また今回の前後編で夢がキーワードになっていたのかな。来週は夢を守るために、どんな風に戦ってくれるのかが楽しみ。

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