ウルトラマン! あなた自身が魔法なの!
それを世界に示して!
放送日 2019年9月21日
脚本 小林 弘利
監督 辻本 貴則
おはようございます!
さて、12話ですね〜
先週に引き続きですが、僕は特に
等身大トレギアのシーンがたまらなく、、、、ですねえ。。 https://t.co/gqHUkbsced— 井上祐貴 (@inoue__yuki) September 21, 2019
前半戦のラストとなり、ギマイラはその戦闘力で負傷したタイガを追い込んで敗北にまで追い込んだ。パゴスから傷つけられた足を執拗に攻撃するのは実にえげつない。
そしてパゴスはギマイラから逃げ出した被害者であることがわかり、ヒロユキたちはパゴスを前に悲しげな表情を浮かべる。多分、ヒロユキが一番後ろめたくなっていそう。チビスケの一件もあっただろうから、被害者を一方的に殺すのは後味が悪いだろうし。最後、死体を撤去される場面も切なかった……
一方、オショロは奇妙なステップと踏みながら負傷したギマイラに苛立っていると、霧崎が現れた。やはり今回の件も霧崎が絡んでいて、麻璃亜の存在を知ったことで、トレギアとして暗躍する。
トレギアはオショロを気絶させてギマイラを回復させると、再び暴れさせる。ギマイラが復活したことで、世界から魔法が食い尽くされて滅びの道に向かうと麻璃亜は言うけど、ホマレは魔法なんてある訳がないと食ってかかる。
カナからは叱咤されるけど、やっぱり荒んでいた過去があり、ヴォルクを失ったからこそホマレは魔法を信じられなかったのかもしれない。惑星によっては、普通に戦争や貧困の問題も付き纏っているだろうから。
実際、麻璃亜の故郷も滅ぼされてしまったみたいで、魔法は万能じゃないと彼女自身が悲しそうに語っていたし。
ギマイラが再び現れて、ヒロユキはタイガに変身しようとしたけど……魔法が消えたせいで変身できなくなっていた。ヒロユキは焦る一方、タイガはあんまり危機感を持っていなさそう……でも麻璃亜は魔法が消えても希望が消えず、希望があれば魔法もいつか蘇り、希望と魔法は光と闇のように共生関係にあるみたい。
事実、麻璃亜はオショロに襲われても希望を捨てなかったからこそ、再び魔法が使えるようになって、ヒロユキがタイガに変身できるようになったけど……ちょっとこの辺りの流れが詰め込み過ぎないかな?
力は消えない、そう信じればそれは現実になり、全てが可能になることを伝える一方、奇跡に頼ることでタイガ自身が闇に堕ちていく布石もばらまいているかもしれないけど、なんだか強引に押し切ったように見える。
次回予告でも、ヒロユキがタイガに変身できなくなったことを必死に煽っていたのに、あんまり危機感が感じられなかったし。
もしかして、ピリカの俳優交替で物語の流れ自体にも影響を与えたのかな? 今回の話でもピリカは出番自体が少なかったから、現場でゴタゴタガあったのかもしれないと考えちゃう。
ボイスドラマでもタイタスとフーマが今回の戦いを振り返っていたけど、本当なら二人の出番も多かったのかな? そしてタイガは80からも授業を受けていたことが新発見だったし、タイタスなら普通に教師も似合いそうだったね。
それでも、タイガがギマイラと戦う場面は相変わらず迫力満点だったし、麻璃亜が魔法で故郷の海を空に映し出すシーンは美しかった。フォトンアースがウルトラフリーザーを使う場面も、結晶の一つ一つが光り輝いていたし。
やっぱり、麻璃亜が言うようにウルトラマンは希望であり、また世界を救う魔法みたいな存在になるのかな。だけど、トレギアはそんなウルトラマンを悪に染めて、タロウを絶望させようとしている……?
次回予告だと、ついにヒロユキと霧崎が出会うみたいだし、ヒロユキを通じてタイガにどんな影響を与えてしまうのか。
観てくださった皆様ありがとうございました!
朝から顔とか色々うるさくて失礼しました!🕺🏻
ちなみに胸毛は本物です#ウルトラマンタイガ #ゼラン星人 #オショロ pic.twitter.com/T0QWpElN2e— 久保田武人 (@kubotataketo) September 21, 2019
そしてオショロは生きていて、ギマイラの敗北を見て逃走した。
オショロはもちろんのこと、麻璃亜も再登場するチャンスはあるかな。麻璃亜自身も遠くない未来で会うことを約束したし、ヒロユキやホマレも前よりも魔法を信じるようになったし。
久保田武人氏の演技もあってか、オショロはコミカルなキャラクターにもなってくれたけど、あのステップだけはよくわからなかった……ただ、トレギアに関わって無事でいられたことは奇跡だと思うから、今後はまともに生きてくれることを祈る。